保険診療だけでなく自費診療もする理由

肩の治療

整骨院を開業する際にはいくつか準備する事があります。立地や内装、スタッフ等当然必要ですが、何よりもコンセプトを定める事が重要になります。コンセプトは整骨院においての理念とも言われるもので、開業にあたって他の施術院との差別化を図る上でも重要です。対象とする疾病や付加価値は大切で、ターゲットとする患者を絞る意味にもなります。その前段階で決めておく事が保険診療か自費診療ですが、独立開業する方の場合は保険診療だけにする事は避けるべきと言われています。整骨院は保険診療と自費診療両方可能であり、保険診療のみの場合は他の施術院と差別化が図れないからです。保険診療では適用範囲が限られており、患者は安く受けられますが対症療法なので良くなり難い傾向にあります。自費診療の場合は希望に応じて施術ができるので、他の施術院と差別化が図りやすく独自性を打ち出しやすくなります。

国家資格有資格者は人件費が掛かる

医者

整骨院を開業する為には国家資格が必要になります。柔道整復師と呼ばれ、3年以上養成機関で学び国家試験に合格した者のみが得られる資格です。整骨院開業には必ず1人以上の有資格者が必要であり、全てのスタッフが有資格者である必要はありません。保険診療の治療は必ず有資格者でないと施術できませんが、自費診療の場合は資格を有していなくても治療可能です。整骨院を開業すると言う事は、その地域に後から参入するという事です。新規獲得には選んでもらう事が必要であり、独自性や他の施術院と差別化を図るには保険診療のみでなく自費診療を行う事が必要です。柔道整復師は国家資格で専門職なので、開業する自身以外のスタッフの多くを有資格者で固めると、人件費も相応に大きくなります。自費診療には有資格者でなくても良いので、整体師を備えておくと対応の幅は広がり、人件費も抑えられます。

レセプトは代行サービスにお願いする手も

男医と女医

自身の整骨院のスタッフ構成は、コンセプトによって異なります。軌道に乗れば柔道整復師を雇う事も新たに検討できますが、当初は人件費も考慮した運営が必要になります。開業に当たってはスタッフの人件費だけではなくランニングコストも頭に入れておく必要があります。電気や水道は当然ですが、保険診療に欠かせないレセプト会社との契約も必要です。保険診療では1ヶ月で締めて国に出す給付管理業務が必須です。事務員を雇い整骨院の請求業務を担ってもらう方法もありますが、複雑な保険請求なので担える方や経験者を探す事は難しいです。複雑な保険請求を代行してくれるレセプト会社は必須と言え、費用は掛かりますが負担は大幅に減少し、整骨院運営に注力する事ができます。レセプトはソフトを導入する事で代行サービスを利用せずとも可能ですが、開業当初は集客率アップ等経営の相談をできる相手の有無も重要です。代行サービスだけでなく経営相談も対応してくれます。整骨院で仕事をする事と経営は別物だからです。

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